ジャニオタ八十三番地

長く咲く花を見つめています

ジャムツアーと関ジャニ∞と安田くんと

関ジャニ'sエイターテインメント🍓ジャム

終わっていますが感想(ネタバレ)です。後半は安田くん最高という内容だけです。

 

 

 

 セトリ
  1. High Spirits
  2. 勝手にしやがれ
  3. 宇宙に行ったライオン
  4. Traffic
  5. 生きろ
  6. 侍唄
  7. 夢への帰り道
  8. Tokyoholic
  9. S.E.V.E.N.転びE.I.G.H.T.起き
  10. NOROSHI
  11. 奇跡の人
  12. JAM LADY
  13. 罪と夏
  14. DO NA I
  15. キング オブ 男!
  16. なぐりガキBEAT
  17. Answer
  18. ノスタルジア
  19. Sorry Sorry love
  20. WASABI
  21. えげつない
  22. Never Say Never
  23. ナントカナルサ
  24. 前向きスクリーム!
  25. 純情恋花火
  26. パノラマ
  27. ズッコケ男道
  28. 青春のすべて
  29. 応答セヨ(WEC)
  30. I to U(WEC)

 

失恋ソングだと思っていた「I to U」を大倉くんが「俺たちからのラブソング」と言った時は普通に笑ってしまいました(笑)Wアンコ感はゼロですが、前回アコースティックコーナーで初回のリアクションが良かったからこの曲に味をしめたのかな〜と思うと関ジャニ∞可愛いです。そういうところあるよね…(*´ `*)

 

 

 

 

 

 一言で言えばめっちゃ楽しかった

 

気づいたらあっという間に終わっていたジャムツアー。とても楽しく5都市回って終わりました。本当に楽しい夏でした。

例年、もっと「セトリがああだ」「演出がこうだ」「衣装がどうだ」「ストーリー性が」「初日のクオリティが」などと自分も自分の周辺も評論家ぶっていたはずなんですが、今年唐突に語彙力をなくし、

関ジャニ∞やばい」

関ジャニ∞かっこいい」

関ジャニ∞かわいい」

「好き」

「しんどい」

「めっちゃ沼」

などと分かりきっている事実を絶えず繰り返して、そこに去年あたりから覚えた「エモい」を執拗に挟み込むスタイルで友人たちと自軍を褒めちぎっていました。

終演後は大体関ジャニ∞好きになった私たちめっちゃ見る目あるな!!!」ってハイテンションな乾杯するためトリキに通い、微力ながらも株主様に貢献する日々でした。そして気づいたらツアーが終わっていました。あれもこれも、もう見られないんだ…とロスに囚われている内にエイトは全国デビューからめでたく14年目を迎え、体感ほぼ瞬きの間に可愛いパペットから渋すぎるジジイバンドになっていました。関ジャニ∞やっぱめっちゃ楽しい。

 

 

 

 

 ジャムツアーと、今年のエイトに思うこと

 

初の試みでもあった『バンド』と『アイドル』の二部構成。この構成、今までのエイトコンで「ありそうでなかった」というよりは「できそうでできなかった」により近いと私は感じていました。

今回それが見事に実現して、実現+成功させられる実力を改めて証明し、なおかつ関ジャニ'sエイターテインメント』のツアタイに沿った盛りだくさんのエンターテインメントとして昇華されたのは、色んなもののタイミングがよく重なったお陰で味わえたリアルタイムな収穫だったのかも、と思いました。ざっくりしすぎですが、もろもろがナイスタイミング!とでも言いますか…産地直送で、旬のものを旬の時期に色んなおいしい調理方法で口にできたかのような。マルちゃんが、東京公演の挨拶で言っていた「僕たち今すごく良い時だなって思います」という言葉にうんうん頷きました。仮にオタクもそう思っている比率が高いとして、本人たちもこの「良い時」を実感していて、ライブを通して意思疎通しあえることなんて、これまであんまりなかったんじゃないかと思いました(当社比)。マルちゃんの最後の挨拶、いつもめっちゃよかったなぁ。

 

ここ最近、

冠番組が色々と話題になったり賞をとったり

・大きな仕事やタイアップが増えたり(プレフラやスパイダーマン

・個々のチャレンジやスキルアップが継続され(舞台やメディア露出や音楽活動)

・刺激的な事件もありまして(メトロック)

そんな中で出来上がった渾身のアルバムは気合たっぷりですごく良かったし、大好きな一枚にもなりました。特典も面白かったし、関ジャムとクロニクルには常々頭が上がりません。冠番組が増える(プラスになる)ってこういうことだったんだな……

 

昨年末(なぐりガキ特典の新年会も含めて)から今夏にかけての進化は、エイトさんもオタクも大なり小なり各々感じていると思います。

音楽と人とか、これまであまり載らなかった雑誌のインタビューを読む度、こんなにも関ジャニ∞の目指す方向が一緒だったことあったっけな?と思ったりもしました。ルートこそ違えど、それぞれがそれぞれの役割でグループの振り幅を広げて、その幅を死守してて、なんて頼もしいんだろうと感じました。「売れたい」「まだまだ」「もっといろんなこと」という聞き慣れたワードも、漠然とした方向性ではなくて、より明確に感じられるようになった気がしました。

そんな中で体験したツアーは、メディアなどでの目に見えた成果と比べて置いてけぼりにされることなく、ちゃんと相乗効果になって波に乗っている感じがしました。何だろう…外見もいいし中身もいい…物理のグラフと精神のグラフが比例しているみたいな…?自信がついていたのかな。

 

引き続き主観ですが、関ジャニ∞って「俺らはこうだ!」っていう宣言をしながらも、いつもどこか「こうだ」の正体を模索しているように見えていました。これまで何年も「なんでもあり」と「なんでもできる」の間を反復横跳びして、できるのにそれを発揮する場所がなかったり、逆に披露する場所があっても想像していた程成果がでない…を行ったり来たりして。伸びしろはまだ絶対あるはずなのに、伸び悩んでいた感じがしていました。

だけど今は、今すごく伸びてるんだなぁと思うと同時に、まだ伸びるんだろうな〜!とわくわくすることも多いです。実力を兼ね備えた状態で、これまでのような「なんでもあり」や「なんでもできる」の範囲をも飛び越えた「なんでも楽しめる」に、軸足がしっかりと着地したのかもしれないなぁ…(誇らしさによる照れ笑いでジジイバンドのWSをキャプを見ている)

 

エイトが \なんかふざけててうるさい関西のにぎやか集団!!/ 的なパブリックイメージを持たれているのって、確かにその通りで、それが最大の特徴でもあると思いますが、特徴かつ武器である分=ある種コンプレックスだったんじゃないのかと思うことがありました。少なくとも私はオタクしていて、そう感じてしまう瞬間がありました。SONGSでも話していた、「大阪イメージから抜け出したい」ってこととかもそうですけど、関ジャニ∞が、“実はそれだけじゃない”ことをなかなか周知されないジレンマみたいなもの、ファンとしても長年同じように抱えていて。

関ジャニが好きと言うと、大概パブリックイメージでばっさり切られたりして、その都度「それだけじゃないんだよ!バンドもやるし、歌も上手いし、曲もいいし、ちゃんと踊るし、顔面偏差値も超高いんだよ!」と訴えるけれど、歌番組じゃそんな側面は中々披露されない。ようやくバンド曲を披露しても「本当に演奏してるの?」とか言われちゃうし(私は言われた)、面白いイメージが先行しすぎるせいか「大して顔よくない」捺印をおされたり(私はおされた)して……顔面に関しては、本当一度でいいから彼らの顔をよく見てほしいと常々思ってますが。

 

でも近年は、そのコンプレックスも素敵なチャームポイントになっているし、ズッコケで無責任でがむしゃらに前向きな特徴的パブリックイメージがあるからこそ、“実はそれだけじゃない”の事実がよりカッコよく魅力的に輝くし、この沼をより深く大きな沼にしているように捉えています。ふざけててにぎやかな集団すこぶる楽しいよ。

誰かにエイトをおすすめして、「関ジャニ?なんかいっつもふざけてない?」と言われたら、自信を持って「そうだよ!ふざけてるアラサー(アラフォー)達、めっちゃ楽しいからとりあえず見てみて!」ってポジティブに宣伝しておいて、あとはエイトの怒涛の実力に任せます…。難しいことは抜きにして、関ジャニ∞は楽しいし、関ジャニ∞はちっとも怖くないし、だから最初は気軽な気持ちで見てほしい。わかりやすく面白いバラエティから、U字の水槽から、パスポート取りたいんですから、Don't think, Just feelでひょこっと覗いてみたらいいのになぁと思います。ちょうど最近、そんな気持ちで非ジャニオタの友人に関パニとエイタメDVDと十祭を貸したところです。 

 

 

えっ  ツアーの感想書きますと言ってあんまり関係ないことを長々書いてしまったんですが…でも結局は、上に書いたことにツアーの感想が含まれている気がします。ツアーを通して改めて思ったので。結果すごく楽しいからオールオッケー\(^o^)/みたいなハッピーポンコツ感想です。

 

 

 

 

 ライブ全体の話(衣装と演出と)

 

開演前と後半スタート前のめっちゃすべってる(と、私は思っていた)VTRを除けば、特に手を挙げてつっこみたいところはジャムツアーにはありませんでした。

 

衣装は、今回の何かがズバ抜けて好き!!ということは個人的にはなかったんですが、何あれヤダ!!ってほどのものもありませんでした。浴衣が見られるのは夏ならではで嬉しかったです。途中から三馬鹿の衣装が変わったり(三馬鹿カラーの方が好きだったけど、やっぱり白のがステージ映えするんですかね?)、後半の最初の衣装が途中から色揃ったり(でも素材が違うのは何故なのか)と色々変化もありましたが、全体的には可もなく不可もなく…でも前ツアーの方が全然好きかなぁ…「The Light」の衣装が最高すぎたからなぁ…。あっでも巻きスカートは大好物なので嬉しかったです!これからもなくなさないで、安田くんの巻きスカート!!

バンド安田くんのタトゥーもどき(なんと呼べばいいのか)も、最初はびっくりしたんですが、すぐに見慣れました。そもそも個性的な衣装を着てることが多いので「何だろうあれ?」→「まあいっか。それにしても今の顔かわいいな」という受け入れの早さに自分でも改めて驚きました。それより、8割強の公演で驚くほどチリチリだった髪の毛の方が引っかかっていたので日々それどころではない感じがありました(笑)

巷でキャベツとうわさになっていた緑の衣装も、「ノスタルジア」の“金髪大倉忠義圧倒的二次元並造形美”を前にすれば全ての感情が「私…生きる…」へとひれ伏しました。

むしろ「ノスタルジア」が良すぎました。

ノスタルジア」が好きすぎて、あの時間がきらめきすぎて、それだけでも既にジャムツアーは最高でした。この「ノスタルジア」を恋しく思う気持ちを表したイメソンがもう「ノスタルジア」って感じです(?)。「ノスタルジア」が円盤で見られる、いずれ訪れるであろう未来が、今の私の働く原動力であり道しるべです。

 

そしてやっぱり、ステージ構成はメンステ・センステ・バクステ+外周の王道田んぼスタイルに限る!(外周は途切れるけどムビステとトロッコがあるので田んぼと認識してます)360°ステージより断っ然好きです。

上カメラも毎回いい仕事してくれてありがとうな!!本当に自分はちょろい生き物で…上カメラの映像だけで「ありがたや」とすぐに手を合わせましたし、合わせてる人周りにいっぱいいました。手のひら繋いで上カメラに抜かれただけで「自軍一生推す」と涙ぐみました。メインモニター左右にどでかく配置された縦長モニターもありがとうな!!そうそう、今回はモニターが多くて嬉しかったです。前回は中心に集まっている分、場所によってはすごく見えにくかったし、サブがないので救済も抜かれてる種類も全然なくて…。

 

それから、舞台セットと曲中の映像がものすごく素敵で毎公演うっとりしていました。

今回ってLEDどれくらい使われていたのか……すごかった。きれいだったなぁ…。前半は、「宇宙に行ったライオン」「Traffic」「S.E.V.E.N.転びE.I.G.H.T.起き」あたりが特に分かりやすい気がしましたが、音楽と照明と映像がしっかり連動していてカッコいいし、1時間近くメンステにいて動かない分、

・舞台が上がったりモニターが起き上がったり

・照明が降りて来たりレーザーがよく動いたり

・曲に合わせた映像がメンステ横いっぱいまで広がったり

・メンモニの7分割の仕方も曲ごとに変わったり

…と、何かと工夫されていたのかな。メンステに近い方がバンドがもっと楽しいのはそうなんですが、遠くにいても、演出の緩急が味方して飽きずに楽しませてくれました。「Traffic」で一瞬『RN』って映るのはあれ何でしょう?りょう・にしきど??

 

後半は後半で、メンステの箱のような凸凹動くステージしかり、ころころ色が変わるLEDしかり、正直こんなに素敵な照明や映像演出がエイトコンで見れるなどとは思っていませんでした。久々の水のトンネルも涼しげで、花火も夏らしくて、あれこれ豪華で楽しかったです。今回野外コンがあれば良かったのにと悔やんでいた部分があったので、暑いなりに、屋内でも夏っぽさが味わえたのはハッピーでした。それにしても大阪は暑すぎましたけど…

「Answer」のステージの動きと三馬鹿のダンス・立ち位置の入れ替わり、歌そのものはもちろんですが、ライブで見るそれがめっちゃ良かった。大事なところをモニターに抜いてくれたのもありがたかったです。「青春のすべて」の美しい四季も、最後の曲〜!!感がじーんときました。あの、ベタとも言える終わりの空気感が好きです。「蒼写真」とか「All is well」とか思い出しました。

個人的に今まで一番演出に興奮したのは初5大ドームなんですが、似たような興奮がジャムツアーにもあって、本当にエンターテインメントでした。映像や照明には今回大倉くんが関わっていると聞いたので、大倉くん次回も何卒よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 ジャムツアーの安田くん

 

ではここから先は安田くんの感想を書きます!時間が経ってしまってやや忘れかけているので、多少かいつまんで…

 

前半はまず「ライオン」と「象」のアニマルターン。めっちゃ仕上がってました…「象」の最初、メトロックに負けじと瞳孔めっちゃ開いてました…ラ行の巻き舌含め、毎回「今日も仕上がっとるなー!!!」と思いました。けちはずの人間のロープに怯えて……すごい巻きっぷり……「象」の歌い出しソロパートと「Traffic」の歌い出しのソロパートを戦わせたら、多分これは猛虎と獅子の戦いになる…(象なのにややこしいですが)仁義なき戦い…どっちが勝つかと聞かれても選べません。どっちも強そう。尼ーーーー!!!!ところでどうしてあんなに静電気がすごかったの…?

「ライオン」のイントロのギターソロは、今回スタート地点がオリジナルより低かったのかな。専門知識がないので何と表現したらいいのか、あれがどういう状態なのかはわかりませんが、これまで披露してきたものより低く聞こえて、さらにひずんでるというか…関ジャムで得た知識で想像するとエフェクターの効果ですかね?大人っぽい「ライオン」のイントロでカッコよかった〜!あのイントロが聞こえた瞬間の胸の高鳴りは、毎公演、安田くんが与えてくれる宝物でした。

 

「生きろ」や「S.E.V.E.N.転びE.I.G.H.T.起き」の、ところどころギターを弾くことだけに徹しているあの職人感も素敵でした。ギターソロがとてもよかった。「生きろ」は、本当に気持ちよさそうに伸び伸びと弾いていて、それが音にも反映されていて、なんと言うかポカリスウェットでも飲んだみたいに一つ一つの音がスーッと染み入ってくる気がしました。ゆるゆるとリズムに乗って首を振っているあの仕草を見ていて、ああ本当に楽しくて気持ちいいんだろうなぁ…と目頭が熱くなりました。

「S.E.V.E.N.転びE.I.G.H.T.起き」のギターソロは、とにかく男前でした。毎回アレンジやメロディーを変えていて、あの決して長くない小節の中で都度振り幅を感じさせてくれるあたり最高にエンターテイナーだと思いましたし、ギタリストとしてのいきいきとした表情に問答無用でテンションを上げられました。

「生きろ」もそうですが、途中から安田くんがだいぶ上手側に散歩しちゃうので、それを双眼鏡で追うが故に他のメンバーを全く見れてないのでマルチアングルほしい……終盤は安田くん頭振りすぎて袴田さんの眼鏡吹っ飛ばしてましたね。

 

「夢への帰り道」のギターソロもよかった…!!「Baby Baby」のギターソロに近い情緒的な何かがあるなと思っていました。しっとり+きらきら。「Baby Baby」のギターソロが思春期・青年期だとしたら、「夢への帰り道」のギターはアラサーそのものでした。大人っぽいギターソロでちょっとアレンジを変えているのも素敵だったし、そもそもソロパートの「てをふるなら ハグしてほしい」のパート分けが天才。

ソロやギターソロでは、今回斜め下からのアングルでカメラに抜かれることが多くて、横顔とまではいかない斜め顔が沢山見られました。話はそれますが、青春のすべてのギターソロがすごく素敵なので、いつか安田くんのギターでも聞いてみたいです。あと例の謎ミニボトルの中身が結局謎のまま……

 

最初に書き損じましたが、「勝手に仕上がれ」のソロパートを全部アドリブにしてくれたのが印象深かったので、そのメモは↓のツイートでどうぞ。

 

 

「奇跡の人」の安田くんパートは安田くん本人のことすぎました。

本当にかわいい。かわいいが止まらない。最後の地・福岡で髪型が変わったものですから、有終の美を飾ってくれすぎて、今ツアーの全部が「安田くんはやっぱり天使」に集約されていきました。真面目な色気と人の良さ!友達を大切に!笑顔が似合って優しい!上手に人をたてる!それ自分のことじゃん!!!色気については真面目を通り越してる時が全然ある気がしますけど…真面目に不真面目してだだ漏れになっている時が…

 

MCでは今ツアー沢山いじってもらえてハッピーでした。キャントストップヤスダ〜!メンバーがそれぞれ「ヤスが止まらないエピソード」を話している時の、恥ずかしそうだけど嬉しそうな顔がたまらない。早く打ち上げ花火を左か右から見なくちゃいけない…。あとはドリンクをいそいそお片付けしてる姿がいつもかわいかったです。

 

 

後半戦、安田くんが永遠に裏テーマを教えてくれそうにない「JAM LADY」からのスタート。セクシー投げキッスサービスありがとう〜!!安田くんが、その時グループにあったら良いと思う曲作りをしてくれて、その通り夏コンにぴったりな楽しい雰囲気を味あわせていただきました。

私、安田くんがやっている体を斜めにしながら左右の足を片方ずつ上げて〜下げて〜でリズムを取るステップ(沖縄民謡がかかると高確率でやるやつ、手はグーになっていることが多い)が好きなんですが、あれスーパーかわいくないですか…映像だと今ぱっと思い浮かぶのは、2016年リサイタルの円盤特典・FFPPが始まった時に沖縄民謡の方々が現れて、そこでやってたような気がする……うーん。「JAM LADY」の最後のサビでも6割くらいの確率でやってました。まさか「JAM LADY」がDVDより先にテレビで見れるとはな…関ジャム様…

 

で、「罪と夏」の双眼鏡ポイント:安定の村上くんとの謎の可愛いおふざけを経て、これまた大好きな「DO NA I」なんですが、これも素晴らしかったです。「♪助け出すぜ」の手!!!なんて勢いのある手の差し出し方だったか!!!ビュンッ!!! って効果音がいつも文字で見えてました。めっちゃ助け出されそう。めっちゃ助け出されそう!!!気持ちがこもりすぎてすぐ文字を大きくしてしまう…。

そしてその余韻に浸る間もなく続く、「♪月から金の出口のない」あたりの、かかと〜膝〜肩までが美しく連動したあの無駄のない一連のモーションが…最高で……シーソー?キャタピラー??とにかく安田くんの動きは循環している。この世の、Aが凸ったらBが凹む類のラインナップの中に安田くんのダンスを混ぜてほしい。私がもしガリレオガリレイだったら、「DO NA I」を踊る安田くんを見て何か新しい力学の法則を見つけてしまいそう。

思い出すだけで素晴らしすぎて泣けてきました。動きの一つ一つは、パッ!パッ!とキレてるけれど、直前の動作を受け止めた上で、次の動作がクッションみたいに柔らかいところが素敵なんです。常に角Rが3mmかかってる。わかる人しかわからない例えでごめんなさい。すごく尖ってる!と思いきや先端はちゃんと丸いんです。一思いにグザッと刺さる!と思いきや実はじわじわと息の根を止めにくる。それでいてリズムにばっちりハマる。まるで安田くんみたいな、安田くんのダンス。言葉が崩壊してますがそんな感じです。「♪いい顔してる」でいい顔してるのはどう考えても安田くんでした。私は双眼鏡を覗きながら気持ち悪い顔になることしかできませんでした。

 

そして個人的メインイベントだった「ノスタルジア」。

安田くんがメンステで青く光る箱に乗っている、その現実だけで胸が震えていました。最初のサビであの登場の仕方はずるい…ありがとうございました…。サビのダンスの何とも言えない…良さ……振付け誰ですか…屋良くんですか…メイキング見たらわかるのだろうか…

※追記:ツイッターでお見かけした情報によると振り付けは三浦宏大さんというダンサーさんでした

 

進んで  スッ

迷って  バッ

と、一つ一つが丁寧で歌詞を表しているようで…何度でも何度でも見たいです…。「♪迷って」の時の弾けたような勢いある手のひらの動き、「♪連れてって」1回目の腰〜お尻のあたりからクイッとひねられた脚、「♪連れてって」2回目の身を屈める低さたるや。低い!今年もPerfumeばりの低さ!(言いたいだけ)

ひねった脚を後ろに伸ばして、地面に着ける瞬間まではシュパッ!と速いのに、その後に下げた上半身を戻す動きはゆったりと滑らかで情緒がありました。もはや「♪連れてって 連れてって」の数秒間だけで、安田くんのダンスの癖や見どころが説明ができるくらい良さがぎゅっとしていました。

 

他にも激推しポイントはいっぱいあって、早くコマ送りしながら、ここ!ここ!ってやりたいです…。膝を曲げる動作も丁寧で的確で…上半身全てが膝にぐっと乗っかっているような…見ているだけで自分の膝に乳酸溜まって痛くなってくる気がしました。間奏で腕をぐるりと伸ばして回すところなんて、あまりに雄大で、何かを召喚するつもりなの…?巫女?魔術師?神の子?

ちゃんと胸の奥をかきならす物質が手のひらの中にあるし、ぴっちり伸ばされた手と指が、君の声が道しるべになっていることや夜明けの向こうをしっかり表しているし。腕を前に伸ばしてから開く俊敏さと柔軟性!脚を開いて→戻すのは「♪連れてって」の前後に開くものだけじゃなくて、左右の方向に開く時も文句なしのリーチ。曲名通りのノスタルジックな雰囲気の中に、時折、キレのあるダンスで潔白・しゃっきりした清潔感を感じさせてくれる瞬間がたまらなかったのです。

 

安田くんの体のまわりには、目には見えない、低反発ピローのような柔らかいのに弾力がある特殊な気体がまとわりついているに違いない。それを引っ張ったり押し戻したりと、自由自在に操っているんだ…握った手のひらをぎゅっぎゅっと開いて閉じて、そこに足が連動する場面なんて最早パントマイムのそれ…ああ24時間テレビのパントマイムも上手だったなぁ〜〜

 

そこから続く「Sorry Sorry love」も「WASABI」もダンス担にはたまらない時間でした。あんなに連続で踊ってくれるなんて思ってもみませんでした。嘘でしょ?!っていっぱい思いましたが嘘じゃなかったー!!

ソリソリの「♪でも仕事が山積みで」あたりで二列体制の前列端にいる時、ステップ踏みながら、拳を上に→前に→上にを繰り返すところあるじゃないですか。あそこめっちゃ強そうじゃないですか?拳を前に出す時、ほぼ何か殴っているレベル。その後間奏で、一人真ん中で腕を回す場面の力強さも、スピードスケートみたいになる屈みっぷりも、動きすぎてフードが被さっちゃうところも、立ち位置をくぐって前に出てくる時の流れるような足の動きも、振りすぎてる首も、歌詞や曲の世界観にリンクした表情も、何もかもが健在だ〜!サイコ〜!!!

 

安田くんの踊り方がそもそも好みというのもありますが、本当に安田くんの重心の低いダンスが最高です。踊っている安田くんはとても自由の身だけど、その自由はフワフワと宙に浮いたものじゃなくて、安田くんが手足をめいっぱい伸ばした時の最大距離を直径とした360°球体型の可動範囲の中での自由であって、決して彼の手が届かなくなってしまうようなエリアにはいってしまわず、あの短い指先をすり抜けていかない、ギリギリのラインの自由。コントロールされた自由。そういうギャップがダンスにも滲みでていると思うんですよ…うまく言えなくてテレサばりにもどかしいんですが…。

安田くんの前後左右・四方八方の可動範囲=ダンス球体には、どんなに動いてもブレない軸があって、その軸をゴルフのホールのピンみたいにど真ん中にぴっちりと立てていて、その周りに先に言った特殊な気体が満ちているイメージ…。どれだけ動いても必ずカウント通りに戻って、そして次のステップにいく。打ったら戻る!真ん中へ!ってやつですかね!マリオテニス手塚ゾーンならぬ安田ゾーン!!

 

定まった範囲の中での最大限魅力的なアプローチをして、安田くんは自分の持てるエネルギーを余すことなく行き届かせた踊り方を熟知しているんだ…意識的にか無意識的にかは知りえませんが、リズムに愛された安田くんのダンスが大好きです。ダンスのリズム感がよすぎて、音ゲーだったらずっとキラッと光って\PERFECT!/って出てると思う。安田くんはPERFECT…

腰を大事に、これからもあの素晴らしいダンスを踊ってほしいです。

 

 

 

 

 

 おわりに

 

ダンスのことで熱くなりすぎたので、この記事はそろそろ終わりにしますが、今回のツアーも安田くんが全力フルパワーでブレない姿を見せてくれたことに心底ありがとうを言いたいです。

「えげつない」を全力で全うする姿はあいらしかったし(右肘左肘交互に見るやつ懐かしい)、「Never Say Never」のカメラ目線がめっちゃイケメンでした。「ナントカナルサ」Aメロのカメラサービスも破壊的にかわいくて、自分のかわいさよくわかってることに涙ぐみましたし、「今」の晴れやかな笑顔や「純情恋花火」の切ない表情もときめきメモリアル。「青春のすべて」でたまに泣いてしまっていたのも(涙腺ゆるくなったなぁ…と思いました)、伸びやかにステージを生きる等身大の安田くんが沢山見られたことがとても嬉しかったです。時折見せる涙が、とても美しい涙だった…宝石のかけら…。

そしてここまで書いてきて今さらなんですが、歌が上手い。ハモりは相変わらず職人だし、ソロパートは声がすぱーっと通っていたし、何より今年は、曲ごとの歌い分けにさらに磨きがかかっていたように思いました。

 

コージを生き抜き一生ものの財産を得た安田くんは、劇場からドームに場所を変えてさらに輝いていました。素晴らしい32歳の締めだったんじゃないでしょうか。32歳の安田くん、素晴らしい一年をありがとうございました。33歳はどうか体に気をつけてください。あと外周で転ばないように足元はよく見て…その内トロッコから落ちないようにも気をつけて…早く肌荒れもよくなるといいね…新しいお仕事はまだかな…次はパパ役なんてどうですか…(どさくさ)

 

 

それでは〆る言葉も思い浮かばないので終わります。

現代の縮毛矯正の技術に深く感謝すると共に、安田くんがWANIMAさんの攻めたヘアスタイルに再度インスパイアされないことを陰ながら願っております。読んでくださった方ありがとうございました。

 

ジャムツアーと一緒に、俺節の円盤もください!