ジャニオタ八十三番地

長く咲く花を見つめています

フードをはらうという振り(元気コン感想)

 
 

ネタバレです!


 
 

 
 
 
元気コンも折り返しになりましたね。エイトとしては名古屋で今年のLIVE納めになりました。
 
 

性懲りも無くまたツアーについての感想ブログを書こうと思うのですが、今回はヤスのここが最高・ここを見てほしいということだけを好き放題書き殴るつもりです。メンバーのことは該当担の方がそれぞれ褒めちぎっていると思いますので、私も安田さんを満足いくまで褒めちぎって自己満足しようと思います。
 
 
 
 
 
 
LIVEが始まってからアンコールで終わるまでの、ヤスに対しての私の感覚はこんな感じです。
↓  ↓  ↓
 
 
『うんうん……うん!今日も全身使ってるなぁ!素敵だよ!顔面可愛い!可愛い!うんうん!あらDJ安田だね!フフフ!手も足もよく伸びてる!今日も何か掘ってる!掘ってるね!すーごい前向きだ!あ〜ギター上手!あ〜今のいい顔!上手!バーカー可愛いありがとう!あっペダル踏んだ!すって踏んだ!今のよかった!めっちゃ跳ねてるな〜!……アーッ安子イヤアアァァァ!可憐!可憐!!腹チラ…○☆※▲□$◎×……!!!!うんうん…ビブラートも上手!器用!!さて今日喋るかな〜?(orわー!やったー!今日のMC喋ってる回だー!)来たくるくるパーマ眼鏡ー!シャツ萌え袖ー!可愛いー!……………(LOVE&KINGを見ています)…………俺はここに金を払う…(見終わりました)いい顔で踊ってるなぁ…しなやかだなぁ…!あっフードが!ありがとう衣装にフード付けてくれた人!!あっめっちゃ自分抱きしめてるー!きゃー!なめらかー!首振りすぎ取れそうー!出た謎の吐息タイム…おっ!いいステップ!いいステップだ!!お祭り気分がすごい!えっトロッコそこ乗っかるの?!落ちないでね…お手ふり可愛いなぁ……!きたー!アーーーかっこいいよぉ!安定感がすごい!ありがとうギターソロ!来るー!来るー!恥ずかしいって来るー!ドンガラガッシャーン!!……はあ綺麗な上ハモだね…うっうっ………ワー今日もおでんくんだー!何だあのヘアバンドー!でも動き可愛いー!大倉くんと並ぶと余計ちっちゃー!可愛いよー!!いい歌詞だ…リズムがヤスらしいなぁ…ああ…ばいばーい!今日も可愛かったよありがとうー!!!!』
 
 

基本的に黙って見てるタイプですが心の中だけはこんな感じです。きしょいかもしれませんが全然許容範囲だろうと思えるレベルに抑えました。そのままなんてとても書けたもんじゃありません。
 
 
 
安田さんは本当によく動いていますよね。
よく動く=走り回るというより、自分の運動エリアで出来る精一杯の動きを常にしているという感じです。

「キングオブ男!」や「へそ曲がり」等、TVで見るそれと変わらない手の振りとしゃがみっぷりと回転とその他もろもろ。「がむしゃら」に至っては「答えはその先に〜」の足を上げているところで、スニーカーの靴裏がモニターに映るほどです。「がむしゃらららら進もう〜」で膝が屈伸していなかった時は多分一度たりともありません。
「前向き」では「わーがーじーんーせーいーたーび」で何かを掘ってるとしか思えない動きを見せます。他のメンバーと比較して、メンバーがちゃんとしゃがんでいないんじゃなくてヤスが一人やりすぎなんじゃないかと思う(笑)なんかもうヒョットコのどじょうすくいくらい姿勢が低いよ。
 

ヤスがダンス中に異様にしゃがみすぎている場合がある(褒めてる)ことをお手軽に実感するには、ニズムのLIVE DVDにおける「Masterpiece」が非常にオススメです。安田担以外に説明する時も大概これで分かってもらえます。
ブルーレイのマルチアングルが見られるようであれば尚よく分かります。分割で見てみると、サビ終盤の「つくりだそう〜新しいページを〜」あたりでしゃがみすぎてて画面から消えます。
 

 
さて「前向き」の発掘ダンスに話戻しますが、でもでもただ低いだけじゃなくて、あの掘ってるダンスの時に注目してほしいのは足なのですよ。あのダンスだけじゃなくて、ヤスが踊っている時の魅力が如実に表れる部分の一つは彼の足元。(当社比)
とにかく足元が軽快でリズミカルです。こんなところで急に言いますが私は全くもってダンスの知識はありませんので、ほんと言ってることは語彙力乏しすぎておよそ寝言です。
でもとにかくリズミカルなんです。
「前向き」で掘ってる時の1・2・3・4の前に出て戻るステップの絶妙さたるや。一歩歩いて戻ってくるを繰り返してるだけではない、掘ってる腕や屈めた上半身と連動した素晴らしい足の働き。上半身と下半身が分離せず、常にきちんと連動しています。綱引きをして引いたら片方が引っ張られる如く、シーソーゲームで浮いたら片方が沈む如く、上半身がこう動いているから下半身がああ動いているといった繋がりを感じさせてくれます。
 
そして「前向き!前向き!」の指差しでは、Aパターン(振り返りながら指差す方)とBパターン(頭の横で両腕縦に振る方)が入れ替わる一瞬、足の組み替えで宙に浮いている。
ジャンプやステップの打点がいつでも高いので心なしか滞空時間が長いです。足を交差したり、開いた状態に戻すのもすごく軽快。「前向き」だけ見ていても、安田さんの持つ素晴らしい天性のダンス力を実感することができます。本来は一緒に踊って盛り上がる曲だけど、結局双眼鏡タイムになってしまう…。

最初の衣装は中のTシャツの裾がゆるくて長くないので、振りの度に腹チラが見えるし、場所によっては運良くおへその毛が見れたりします。防振双眼鏡買ってよかったよ!やったー!
 
引き続き言いたいですが、ダンスについては後でまた書きます…

 
 
 
バンドタイムにも魅力は満載です!
何しろギターが上手いんだもの…。私は音楽歴と言えばせいぜい中高吹奏楽部だったくらいでギターはちんぷんかんぷんなんですが、そんな素人耳でも上手いなと思っています。上手いなと言うか、聞いてて特に不安にならないです。 

昔に比べてのスキルアップはかなりあると思いますが、ちょっとギターの専門的なことは分からないので、素人耳が感覚的に感じることと、オタとして視覚的にときめくことだけにしておきます。
 
∞祭のパンフレットの大倉くんと安田くんの対談の中で、大倉くんが言っていますが、ヤスのギターは「守り」。その通りだなと思いました。安定感があって、正確で、リードギターとしての役割をきちんと担っているのではないでしょうか。いや分からないけどね!?でも今年ジャムが始まってから、もっと大きくスキルアップしたんじゃなかろうか。
終わり頃の仕分けで、ヤスがギター仕分けに参加したことがありましたが、あの放送を見返してみるとやっぱり今と違う。上手だけど、元ジュディマリの方とかと比べると差がすごいですよね。

安田さんは真面目で努力家だし、元々ギターが好きで毎日触っている方だと思うので、好きこそものの上手なれで着実に上手くなってきたと思いますが、やっぱりジャムがもたらした成果は個々としても大きいんだなと、今回のツアーでバンドを聞いていて深く頷きました。
 

ギターが弾ける安田担の友人が以前、ヤスは「音の歪ませ方が独特」と言っていました。説明は出来ないけど、なんとなく分かるなと思いました。上手だな〜というエリアからぼちぼち抜け出して、彼らしい・彼にしか弾けない演奏や音にどんどん仕上がっていくんだなと、エイトのバンドのスキルアップや楽曲のレベルアップを目の当たりにすると共に、ほわほわした気持ちになります。
 
 
そしてヤスがギターを弾いてる時の表情は、ギターを弾いてる時以外では見られない表情なので(当たり前)やはり素敵です。
上手くいった時に見せる笑顔の爽やかさが素敵。出しにくい音を出している時の痛そうに見える目元が素敵。何故いつも口が半開きなのだろう。好きです。
 

私が大好きな曲である「ふりむくわけにはいかないぜ」ですが(そろそろしつこくてすいません)、本当に楽しそうに弾いていて、眺めていて幸せになります。
落ちサビの「渡せよ自分にラブレターを」を歌う気合たっぷりの巻き舌っぷりも日に日にエスカレートしている気がする(笑)そういうところも安田さんらしさだなと思います。あのパートをくれてありがとうございます。
  

定番の「LIFE」はやはり、間奏でのソロ→弾き終えた後の反動を感じる俯き→ぽんっと足元のスイッチ押す流れが好き。あと忘れちゃいけないのが、彼の身振り手振りですかね。
例えば歌唱パートである「こぼれおちた涙の」で指や手を使ってこぼれおちてる感じを出していたり、「ひたすらもがいて」ではグーでリズムを取ってもがいている感じを出していたり。これはリリース当初からずっとやってますよね。 

あ、身振りとは関係ないんですけど、「こぼれおちた涙の意味を教えてよ」と「ため息の中」の間でヤスは息継ぎをしますが、息継ぎの瞬間ビュン!って顔を横に向けて息を吸うんですよね…マイクに呼吸音が入らないようにしてると思うんだけど、きっともう癖になっているのかな…?安田担に「ヤスのモノマネします!」と言ってそれを真似てやると大概ウケます。
 

身振り手振りのことに戻りますが、今回で言うとアンコールの「元気が出るSONG」とかでもそうで、歌詞の言葉から通ずる手振りをしていることがヤスはすごく多いですよね。
365日家族」の手話とはまた違うけど、歌詞の意味を彼なりに聞き手に伝えようとしている意識が滲んでいて、まあもうそんな姿を見ていると何故だか「ええ子やのう…」という爺の気持ちがふつふつ湧き上がるのです。
 
 
それから、「言ったじゃないか」の「君はどうしようもないばーかー!」なんですが、あれはパート分けを考えた方に金一封を送りたいとリリース時から感謝致しております。

あのヤスの口から「バカ」という単語が発せられることに心をときめかせる安田担は絶対に一定数いるはずです。いるはずです!!ドルオタにとって切っても切れぬ感情『ギャップ萌え』に内包されるそれの一つです。その中のジャンルとしては、坂上忍さんゲスト回のジャニ勉で、昔にヤスが亮ちゃんに霧吹きかけられまくった末にキレて「ガッとやって『殺すぞ』って」と話したくだりを何度も見ちゃうのの仲間です。(?)カエルは助けるけどGはスパーン!と行くやつの仲間です。(?)休みの日はドライブやアウトドアに出かけるか、朝から酒飲むかという極端さにときめくのの仲間です!!(?)


だから「ばーかー!」の部分は大事なギャップ萌えポイントなのです。
ちゃんとモニターに抜いてくれないと理不尽にスイッチャーさんに苛立ちます(笑)でもどっかでそんな公演の日があったぞ!!
 
 

余談ですが、私が安田さんに抱くギャップ萌えは「オラオラ系」ではなく「ナチュラルな男の子感」です。一時流行った気がする「黒安田」という単語が私は苦手なタイプでした。今もう「芋」くらい聞かないから死語なのかもしれない。

ヤスが実は腹黒いという設定(?)が好きじゃなかったんですね。私はヤスのことを、割と本気で人間界に舞い降りてくれた天使だと思っているので(親が聞いたら泣くなと思いつつ)、彼に抱く感情の8割は「かわいい」です。どうしても、ファンになった時期(2005年頃)のご本人の状態もあって、ベースとしては可愛いさの迸るオカマっぽい彼が好きなので(失礼)、ものすごくオス感を出される=めっちゃ男らしくかっこつけられると、萌えるというよりちょっと面白くなってしまいます……そんなかっこつけなくたって十分かっこいいよ!
 
何か例を挙げていうと、初カウコン挨拶の「お前らなかなか帰さへんからなよろしくどうぞ」あたりが萌えるというよりちょっと面白くなってしまう……いや面白くというか逆に可愛く感じてしまう…。今ツアーで言う「韻踏ィニティ」冒頭のため息タイム(あれ何?!)とかよくわからない気持ちになってるんですが。全然「キャアァァ」ってならないんだけど私がおかしいのかな?!?!
 
いや〜〜あの可愛い笑顔と小さな身長で、広い肩幅を持ち合わせたことがもう好き。そんな「安田ギャップ萌え論」の1ページ目にくるようなことを突然言いました。アホアホ言われてるけど中学の時は学年で一番だったこともあるやっさん。撮影の合間にクロスワードパズルとかやる実は理数脳なやっさん。いいギャップだな!!!
だいぶ脱線してるので話戻します。とにかくまあ「君はどうしようもないばーかー」のヤスが可愛いなってことです。
 
 
 

ツアーで披露する楽曲すべてに触れていたらキリがないのでキャンジャニまですっ飛ばします。
 
さて安子!安子!!
ちっちゃいけど心の広い安子。
もちもちお餅が大好きな安子。
母親譲りの安産型安子。
 
どうにか理性を保ちながら話ますが、安子が可憐すぎて私はどうすればいいんだ…降りれるものならいっそ安田担から安子推しに降りたい。ノーメイクであの仕上がりってどういうことなんでしょう???
 

「CANDY〜」の女子アイドルダンスが最高です。振り付け自体すごく良いんですけど、安子の中の人が持っている、讃岐うどんばりのコシとなめらかさと弾力のある踊り方が、上手い具合ににじみ出ています。
ポーズしたままゆっくりとしゃがんでいく溜め具合、歌の世界観に合わせた切なさ満点の表情、リズム感を損なわないまま女子の動きに変貌を遂げた見事な足さばき、決して大袈裟でない適切な腰の振り方、サビでグーパーグーパーしているおてての小ささ、そして清楚ぶち壊しのヘソチラ・ヘソピチラ………

何を取っても本当にいじらしい><安子の握手会に行けるなら手段は選ばない!!!
 

 
ーーーー安子は、幼い頃「チビ!チビ!」と男子にからかわれていました。好きな子ほどいじめたくなる男の子のやつの的だったんです。安子はいっつも「安子チビじゃないもんっ!」って怒って、からかう男の子達を追いかけて、でも足元がもたついて転んでしまう。
だけどある時グスグス涙を拭いている安子のところに、スッと手を差し出して「大丈夫?」と声をかけてくれた人が……そして「これあげるから泣きやんでね」って、うさぎのぬいぐるみをくれて……またそれが全然可愛くないうさぎで。
安子はどんどん成長して、まわりはシルバニアファミリーとかリカちゃん人形とかで遊んでるんだけど、安子だけはずっとその可愛くないウサギといつも一緒。みんなに「安子何その可愛くないうさぎ!」って笑われるけど、でも関係ない!だってこのうさぎは「あの人」がくれたものだから…。そうしてずっと大事にし続けて、いつかあの時の王子様が現れるかもしれないって夢見てアイドルになったのです…。


という私の妄想設定を裏切らない可憐さ!
 
「バリンタン」は言うまでもないんですが、タンバリンの持ち方!叩き方!リズムのとり方!足の上げ方!どこをとっても百点満点です。「CANDY〜」とは違う(というよりあえて差別化してる感じですよね)はつらつとした楽しそうな表情。中の人、女の子が上手すぎます。
安子の時はすっかり声が高いので、喋っている間もまさに「違和感が来い」。
キャンジャニちゃん可愛すぎますよね…エイトの顔面偏差値の高さがよくよくよく分かりますね…

そして好きな人紹介映像を見ている時のうっとり顔。
東京だったかな?安子ちゃんが「いっつもかぶいてるくせにぃ〜」ってもじもじしながら言った時がありましたが、可愛さのあまり目の前が真っ白になった気がしました。安子のためなら自己破産できるとか訳のわからないことを思いました。
 

そしてそして忘れちゃいけないのが『去り方』です。

階段下りて見えなくなる瞬間まで動きが「女の子アイドル」。中の人のアイドルとしてのプロ魂を垣間見ます。最高!
さらに去り方については、安子だけじゃくて後に続く「my store」のランドセルおじさんや「LOVE&KING」のヒップホッパーも同様です。その時、その都度のキャラクターに合わせた動きではけていきます。最高!
 
 

 
演出が大好きな「夏の恋人」は、衣装に羽つけてもらえてることがまず嬉しいです。ジャニーズだ!!!!
全体的にキャッチーで覚えやすい振り付けですけど、勿論そこでもリズム感を損なわない溜めと動き方で完全に安田イズムが満ちています。「お前のためなら〜」でその場で歩いているようなステップはすごく前のめり。「消えた〜」の歌謡曲調ビブラートももらえてますが、安定の歌唱力でしっかり器用にこなします。さすがだよ!「T.W.L」の「好きにやっちゃって〜」をもらえた時と同じような喜びがあります。
曲終わりにバタバタっと肩を震わせるところの俊敏さも、最後まで見逃せません。

 
MCに関しては、名古屋のように「妖怪ケツ洗い」をネタにしてもらえたりすると沢山しゃべるのでその回に入れるとラッキーだなってなります(笑)もともとMCでよくしゃべる方じゃないのでね。でも、あまりしゃべらない時でも、マイクを口元に置いたままにしている(タイミングがあれば喋るし相づちをうつ)ところが可愛いのです。
 
 
 

後半戦に入ったら、何といってもまずダンスタイムがあるので深呼吸ばかりします。

関ジミ曲の時のヤスの動き方は、「ちょっとアホっぽくて子供っぽくてでも一生懸命」な、まさに曲自体の世界感を体現しているような動き方だなと思います。普通より無駄にバタバタしてるんですよね。歌い方も、振りも、やや大袈裟にしている感じ。
 
キャンジャニの時も、他でもそうなんですけど、安田さんは曲のコンセプトに合わせて表情や稼働エリアの幅を調整している。自分の中でそうしようと思ってらっしゃるのか、感覚的にやってらっしゃるのかは分かりませんが、見ていて毎度そういう印象を受けます。 

特に、衣装やテーマで世界感が定まった曲に関してはそれがハッキリと見て取れる気がします。「狩(仮)」とかも。
それはある種、安田さんが持っている『スイッチ』なのかもしれません。オールバックにすると男らしい身振りが多くなるのと同じ類いの。

ジャムでモー娘。と踊った時も、あの曲を自分なりに咀嚼して飲み込んで、その上であの不思議な表情をしていたんだと思います。(勝手にそう思ってるだけです。)
あとシャツがちょいと大きいのかな。微妙に萌え袖…(*' '*)
  
 
 

そしてついにお待ちかねの「LOVE&KING」です。ここにお金を払っています。ここにお金を払っています!!文字では説明しきれない素晴らしさがこの時間にあります。

 
曲の途中で出てきて、外周で動き始める「そして俺は!そして俺は!」からもう双眼鏡越しの我々の戦いはスタートしています。キャップのつばを持ちながらの大振りのステップ。さっきまで小学生ルックでばたばた踊っていた人も同じとは思えない。いやさっきまで女子アイドルになりきって内股だった人とも思えない。とても身軽に、でも曲の雰囲気に倣った腕のふるい方を伴ってセンステへ向かいます。

そこからのダンスは圧巻(私のビジョンでは)です。大胆な足さばきと、それを瞬時に回収する瞬発力。バランスを失わない脚の伸び。決めポーズの肘の高さ。DQNエッセンスすら感じる表情と手つき。ぶかぶかの衣装さえ含めてあのダンスを自分のものにしてる。あの人果たして何者なんだろう……と思わされます。上手すぎるんだもの!
 

ここで818のDANCERを持ち出すと余計に長くなるのでやめますが、でもあの時に強く感じた「またヤスのこういうダンスが見たい」という気持ちが「KING」で結構補填されています。818が終わったらもう見られないかもな〜とぼんやり思っていたし。
あれ曲調はヒップホップでしたけど、ブレイクダンスというジャンルに入るのかな?だから厳密には今回のとちょっと違うと思うけど、なかなか見られるものじゃないし、実際に長い間ああいった雰囲気のダンスは見られなかったわけですから……とりあえず本当にありがとうございます。
 
今ツアーで安田担でない方に一つプレゼンできるとしたら、私は確実に「LOVE&KING」です。一度でいいから青いマーメイドを見てほしい。 
 
 
本当にジャニーズって幸せだな。
もしヤスがブレイクダンサーだったら、ブレイクダンスは死ぬ程見れたけどキャンジャニちゃんは見られなかった。ヤスが安子だったらタンバリン持って踊るのは死ぬ程見れたけど、民族ルックで雨乞いダンスするのは見られなかった。ヤスがバンドのリードギターだったら、そもそも踊ってるところなんて見られなかった。ありがとうジャニーズ事務所!ありがとう色々できる関ジャニ∞
 
 
 
それから「WASABI」のこと。今回のツアーは全然踊らないので運動量多くないダンスですけど、それでもダンスパートは大事な双眼鏡タイムです。

ダンスについては散々書いたのでもうかいつまんでにしますが、まず記事のタイトルにもした「フード」 がすごく効いています。低くしゃがむので高確率であの大きめのフードがばさっと頭に被さります。それをはらうタイミングが好きです。被さってすぐにはらうんじゃなくて、次のメロディーや次の動きや次のフォーメーションに行くタイミングでナチュラルにバサッとするあの感じ。振りとして組み込まれているかのように自然でかっこいいです。だいたい流し目になっているので尚素敵です。
 

WASABI」はサビ部分が、歌唱組とダンス組で交互に分かれると思いますが、私が特に好きなのは2番の「だめもとで今夜会いにいって抱きしめたっていいじゃん」のところ。
ヤスはダンス組なので、そこで担当がダンス組の方はすぐ分かると思いますが、「抱きしめたって〜」で自分を抱きしめるような振りがありますよね。そこです。やっさんめっちゃ自分を抱きしめてる!!!脚の動きも絶妙です。
落ちサビでは「映画さながら〜」の「映」で頭をふるってしゃがむ低さがすごいです。おいおいそんなに振ったら首取れるよ?!と心配になるほどの勢いがあります。 
 

それからそれから「韻踏ィニティ」でセンステを終えて下手外周に行ってからの、リズムに乗ったキレのあるステップも必見です。トロッコ移動になる前までは必死に双眼鏡です。

「無限大ー!エイター!」の後などにくるチャッチャ〜♪ってイントロ部分で、その場に留まりながら左右に刻んでいるあのステップがとても良い。言葉が追いつかなくてうまく説明できないことがもどかしいですが、バネのように弾んでいるけどグラグラしていないんです。
「とりあえず覗いてよ〜」の部分では、手を額に置いて覗くような振りをしていますが、そこのしゃがむ低さもたまらないものがあります。
低い!もうPerfumeバリに低いです。

Perfumeと「ポリリズム」踊った時も、腰から上を折るその90度具合に感動しましたが、ほんっとうに重心が低いです。「頭の中身はお祭り気分さ〜」(←当て字だと思うのであってません)では、マイク持って歌っているのにあの動き。
  

このあたりでダンスタイムは終了なので、メンステに戻って「ハイスピ」が始まるまでは余韻を味わいながら、お手振りをしている安田さんをまた爺さんの目で見つめています。しょっちゅうトロッコの中の縁みたいなのに足掛けている姿に(どうか気を付けて…)と思いを飛ばしながら、やっぱり「アイドルって最高だな」としみじみしています。
 
 
 
「ハイスピ」のソロは素人耳にはすごく音数が多いように感じるのですが、安田さんは余裕でこなしていてめちゃくちゃかっこいいし何かもうおめでとう!(?)
「失敗しないかな?」と不安になることがありません。ゆっくりとしたギターソロよりも本人にハマっているように感じています。ピーチさん素晴らしいインストをありがとう!
 

ギターやバンドに関しては上の方にだいぶ書いたのでもう語彙力の限界ですが、ここだけはおさえておきたいのが「勝手に仕上がれ」の 「恥ずかしいってぇ〜」です。もし目の前にちゃぶ台があったら私は確実にひっくり返しています。破壊衝動にかられる可愛さと眩しさ。

Mステでこの楽曲を披露した時はサムライ姿だったこともあって、その部分は「男前仕様」でしたからLIVEでもそうだろうと思っていましたが、実際行ってみたら「恥ずかしいってぇ〜」がくるくる赤毛のせいか可愛い寄りになっていて、超超超嬉しい誤算でした。オールバックだったら絶対かっこつけてたと思うけど、トイプーみたいな髪の毛のお陰で可愛いが勝ち上がりました!
LIVE中はほぼ叫びませんが、どうしてもそこだけは「ヒイイイ…」とか「イヤアアア…」みたいな掠れた悲鳴を上げてしまいます。
 

何度も披露しているので、ヤス自身もあそこでばっちりカメラに抜かれることや、オタクに「キャー!」と言わせられるポイントであることを心得ていると思います。その事実がまた良いです。
オタが盛り上がることを分かっている上で、「恥ずかしいってリーサルウェポン」をばちんと決めてくることが良いです!ギブアンドテイク!残りの公演も何卒よろしくお願い致します。
 
 
 
上ハモが素敵な「侍唄」で本編は終わって気球タイムとアンコール。あのヘアバンドは果たして可愛いと思ってつけてるのかどうか、へそ曲がりのMステの時のおでんくんみたいだな!!と思いつつ、空中で楽しそうにしているのでまあいっか☆

アンコールの時のニャーッシャツとペイズリーのゆるいズボン+ムートン可愛いですよね。ゆるいシルエットが似合ってる〜

最近は気球下りてからはアリーナAブロらへんでしばらくファンサしてますが、あれがまた可愛い。人それぞれだと思いますが、私はどちらかと言うと担当のファンサを見るのが好きなタイプなので…。細かい動作をするわけではないけど、とにかくニコニコしているから見ていて幸せになります。

以前ツイッターにも書いたことがありますが、安田さんのファンサを見ていると「花咲か爺さん」とか「時をかける少女」を想像されられるんですよね。今回は別に走ってませんけど、わーっと走ったりしながら客席とハイタッチして、わいわいして盛り上げていく姿を双眼鏡で見ているとハイテンションが伝染していく様子に非常にほっこりします。自担が一番キラキラして見える瞬間です。「アイドル」である安田さんが好きなので、そういうふうに感じるのかどうか…。
 
 

最後に歌う「元気が出るSONG」は、『ハァ・・・』と『えっ・・・』に個性がぎゅうぎゅうしてる(笑)
そして字が可愛いです。漢字とカタカナが全然違うところが可愛い。小柄なのに肩幅広い、可愛いのにかっこいい、馬鹿と天才が紙一重な、本人みたいな字だなってよく思います。
 

ヤスは字だけを見ると全然汚くないと思うんですけど、いかんせん字間が広いんですよね。
数年前に『やすだしょうたフォント』という、安田さんの手書き文字を集めて一字ずつトレスして、実際に打てるようにフォント化した頭のおかしな一人遊びをしたことがあったんですが(下の画像参照)
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その際に元となる資料をかき集めていて、やっぱり彼の文字が読みにくい(失礼)理由は文字のベースラインと字間が不揃いであるからだと改めて気が付きました。あと近年サイン縮んでません?!
 
急に文字の話になっちゃいましたが、元気songはパートの中に「らしさ」が詰まっていて〆にはもってこいだなと思っております。感動するけど、お涙頂戴感は薄い割とサッパリしたところが、今回のツアーの雰囲気にはちょうど良いような。
上の方にも書きましたが、一生懸命歌って、歌詞や言葉を伝えようと手を動かすところが好きです。メンステのステージセットが閉まっていって、見えなくなる時まで、満面の笑顔でいてくれる彼のファンになれて幸せです。ふわふわ揺れるくるくるの赤毛…また福岡でね……
 
 
 
 
 
…………とか言ってたらいつの間にか黒髪になってますね???!!!!あれ?!!あれでランドセル背負う気?石油王とかに攫われない?!!
 

すいません今回とて〆が思い浮かばないので突然終わります。

次回『黒髪は新しいお仕事のフラグ!』お楽しみに!(※続きません。)